院長のコラム ドキュメンタリーシリーズ of 女性にも人気! 東郷町 日進市 みよし(三好)市 | 整体・マッサージ・足つぼ ・テーピング療法・操体操法| たじま整体院

女性にも人気! 東郷町・日進市・みよし(三好)市

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院長のコラム

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ドキュメンタリーシリーズ

重度の打撲の応急処置に、テーピングを適用した!
RICES原則)」』 

=応急処置編=
『事故発生!「2013.4.29(月)の午前3時頃」』
「たじま整体院」の家族のKが、寝ぼけて階段の2階から1階に転げ落ちた。
幸い、頚椎の骨折による即死(稀なケース)や、半身不随等の重篤な状態ではなかった。
しかし、打撲による激痛は酷く、応急処置に、時間の猶予はなかった。
Kの打撲は、階段からの転倒により強くぶつかる等の皮下組織や皮膚などの軟部組織の外的な力による酷い損傷でした。
Kの主な損傷部位は、左肩廻り、両腰部廻りでした。
症状は、皮下出血、腫れ、痛みなどです。
肩関節や股間節の部分では、痛みなどの症状が強く、しかも、痛みはあらゆる部位に起こっているようでした。
損傷を受けた部位の組織は、通常、7日~9日間程で、修復されますが、その時、修復に必要な酸素や様々な物質は、血液を介して、損傷部に運ばれ、通常以上に血の巡りが良くなります。
Kは、明らかに「炎症」を起こしていました。血流増加による発赤が現れていました。

『豆知識:炎症とは?』 
「痛みや炎症がある時」の損傷には、二つの状況が考えられます。ひとつは破壊された血管や細胞から血液や細胞液が組織内に溜まり(内出血)、廻りの組織を壊していきます。また、損傷部分では痛みの信号が中枢に伝わり損傷部の周辺の筋肉を過緊張させます。これは外傷(ケガ)の廻りを固めてそれ以上の損傷を食い止めるという働きがありますが、一方で過緊張の筋肉は周りの筋肉にも影響を及ぼして行きます。長引けば身体全体のアンバランスも引き起こして行きます。

「炎症」の症状として現れるのが、所謂、「炎症の4大主徴」と呼ばれる発赤(はっせき)、発熱腫脹(しゅちょう)、疼痛(とうつう)です。「炎症」が持続したり酷くなったりすると機能障害を伴うことがあり、これを合わせて「炎症の5大主徴」と呼ばれています。


『応急処置!「2013.4.29(月)の午前3時15分頃」』
Kの打撲の具体的な「応急処置」は、「RICESの原則」に従いました。
まずは、

安静(REST)&冷却(ICE)>です。
ア.
患部に薄いタオルを当て、その上から冷却スプレーを3秒かけました。その前に、傷口があるので、滅菌ガーゼを貼りました(重要)。
イ.
患部にアイスパック(氷嚢でも、アイスノンでも可)を当て、その上から75mm幅のバンデージ(幅が広く、伸縮性に優れているので、アイスパックの固定等には大変役に立つ。テーピングテープの1種)を巻きました。15分まで、としました。
ウ.
応急処置の段階には、常に「安静」を意識する事です。
エ.
テーピング(下記に詳述)により、患部を動かさないようにしました。これにより、腫れや炎症を抑えるようにします。これによって内出血を最小限に抑える事が出来ます。

次に、


圧迫(COMPRESSION)&固定(SUPPORT)>です。
ア.
Kの場合、かなり重度の打撲の為固定を強めにする必要があったので、テーピングには慎重をきしました。その際、上記のR(安静)&I(冷却)と同じように、(ROM=可動域の制限range of motion)という考えに基づき、施術を行ないました。
イ.
テーピングテープは、前述したように、基本的には、かなり悩みましたが、非伸縮固定テープ(ホワイトテープ)を使用しました。
ウ.
患部の傷口に滅菌ガーゼを当て、固定用テープを巻きました。圧迫により腫れなどをおさえる事は、大変重要です。しかし、その時、患部周辺に血流障害等を起こさないように配慮します。可能であれば、K本人の自覚症状を知る事(問診)が出来るように工夫しました(例えば、血流障害による痛み)。
エ.
冷却は、Kの受傷部位の状態によりますが、間断的(間欠的)に行なう(アイスパックの使用の適・不適等)事もできます(問診が不可欠)。しかし、冷却スプレーとアイスパックは、出来るだけ基本原則を守りました(約1時間ほどインターバルを空け、患部の状態の変化を観察して施術した)。圧迫は慎重に行ないますが、一日中適用可能と思われます(問診を必ずする事)。

オ.
殆どの急性障害の場合では、直ぐに圧迫を加えることは、冷却や高挙(患部を心臓より高く持ち上げておく事。これにより、静脈による血液の返還が助長されるので、腫れや痒みも軽減されます)と共に、重要な応急処置です。


=応急処置の経過・結果編=
「2013.4.29(月)の午前4時半頃」
 冷却(I)・圧迫(C)と可動範囲を制限(ROM)をした事により、Kの痛みはかなり軽減したとの事。Kは、かなり疲れたようで、眠りについた。
Kの痛みが長く続くようなら、骨折や靭帯の損傷を伴っている可能性があるので、レントゲンを必要とする場合を考えて、救急救命センターを常に意識した。現場での、素早い応急処置(RICESの原則)は、救急救命センターより効果があるように、思えた。

事故から9時間経過
「2013.4.29(月)の午後2時頃」
 Kは、長い眠りから醒めて、私に入浴を希望してきました。

『豆知識:炎症と入浴(温める事も含めます)は、OKか?NGか?』
入浴が炎症にもたらす影響については、入浴時一時的に血行が良くなり、痛み等が軽減します。しかし、入浴後の体温低下とともに痛みがぶり返します。酷いときは、より内出血などが亢進し、入浴前よりも炎症が進む場合があります。どうしても、という場合には、温(ヌルイ)いシャワー程度に止めておくの方が賢明だと思います。

Kには、翌日(4月30日)の夜にシャワーを浴びる程度にするようにと、言いました。


事故当日の出勤
「2013.4.29(月)の午後3時」
 Kは、どうしても行かなくてはいけない。と言って、出勤した。新薬(西洋薬)を好まない為、鎮痛剤は、1錠、服用しただけ。『院長のコメント:「鎮痛剤」は、中程度(例えば、「ロキソニン」)のものなら、3時間で身体から排出される為、インターバルを守れば、それ程心配は要らないと思います。』


テーピングの効果
「2013.4.29(月)の午後8時」
 Kは帰宅した。テーピングによる可動範囲の制限(ROM)による不快感・圧迫感より、痛みの顕著な軽減に満足している。との事であった。テーピングは巻いたまま、痒みや違和感等がなければ、3日間(限度)そのままにするように伝えた。
 スポーツ障害の世界では、テーピングは、3~4時間で剥がすことになっている。しかし、重度の打撲は、最長3日間は大丈夫と、適切か否かわからないが判断した。


テープの持続力
「2013.4.30(火)の午前7時」
 Kは、3層に巻いた最表のテープが剝がれたが、何の支障も無い、とのこと。
 最表のテープは、ソフト伸縮テープといい、固定力と粘着性がそこそこあるという物。剝がれるのは、想定内でした。同じテープを巻いておいた。

初めての、シャワー
「2013.4.30(火)の午後9時」
 Kは、受傷後、始めてシャワーを軽く浴びた。その際、水・汗に弱いと言われている固定用テープが、全く剝がれなかった。不思議でした。実は、固定用テープを3~4種類試していたところでした。このテープは、優れものだと確信しました。さらに、固定用テープが、意外に剥がしやすかったです。

事故から約80分経過
「2013.5.1(水)の午前7時」
 全身の痛みは、殆ど軽くなっているが、局所的に痛みを感ずる為、漢方薬を処方してもらった。冶打撲一方(打撲による腫れや痛みを抑える)、十全大補湯(食欲不振や衰弱が著しい人の体力の低下を補う)である。後日、この漢方薬のお陰か?8~10日位で、右腰部廻りの痛み以外は、全てといって良いほど、楽になった。

テープを剥がす
「2013.5.1(水)の午後8時」
 念の為に入浴は控えて、温めのシャワーを浴びた。
 テープは、いった全部剥がした。剥がす際に、皮膚が荒れ、痛みを感ずる時がある。Kのテープを剥がす時は、リムーバースプレー(テープを剥がし易くする)を使用した。そして、Kの肌に、肌荒れ防止の為、皮膜スキンクリーム(ベビークリームでも可)を塗布した。
 この時に、非伸縮性テープ(ホワイトテープ)から伸縮テープに変更しようとしたが、Kが、可動範囲の制限による痛みの軽減に魅力を感じ、変更を拒んだ。

サポーターの使用
「2013.5.2(木)の午前7時」
Kは、かぶれ(接触皮膚炎:外部からの刺激が直接皮膚に働いて、その部分に限って起こる湿疹性の病変です)もないが、テープを全て剥がした。Kは、テープを剥がした事により、少なからず不安を感じているようであった。このような場合、伸縮性包帯、すなわちサポーターの使用である。テープより粘着性は弱いが、ある程度の固定力が期待されるので、着用させた。

『豆知識:テープとサポーターの違い?』 
テープのメリットは、粘着性が高く固定力が強い。可動範囲の制限がしっかり出来、どこの部位でも巻くことが出来る、等です。しかし、デメリットとしては、テープが高価、巻くのにある程度の知識が必要で、巻くのに時間がかかる、等である。
簡単に申し上げると、テープは、「試合用」で、サポーターは、「練習用」と考えていいと思います。

痛みの消失
「2013.5.2(木)の午後8時」
打撲の処置は、概ね終っても良いと思われたので、漢方薬服用とサポーターの二つに絞った。

マッサージを施す
「2013.5.16(水)の午後8時」
  Kの右腰部の局所以外の痛みが無くなった為、慎重にし過ぎたきらいがあるが、マッサージを行なった。

『豆知識:炎症のある時マッサージOK?NG?』
炎症のある時のマッサージは、禁忌(してはいけない事)です。


『近況報告(2013.5.25午後10時)』
5月23日の午前11時に初めて整形外科を受診した。先生から「Kさんは、本当にラッキーなケースです。本当なら、病状は、著しく深刻、且つ重篤なレベルになっていたでしょう。これからは、十分気をつけるように!今処方されている漢方薬も、中止しても良いでしょう!」と厳しく言われました。Kも、尽くづく本当にラッキーだったと思っているようでした。

以上で、ご報告は終わりにさせて頂きます。

2013.6.1午後1時30分
    文責在院長   

END


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